CNCフライス

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しばらくレザークラフトに手をかけられなかったのはこれにかまけていたから。(^^;
レザークラフトの道具に入れるのはどうかな?というとこですが...

写真の機械がCNCフライスです。(Computer Numerical Control)
パソコン上でCADで書いた図面のデータを切削用のデータにして、エンドミル(刃物)をXYZの
3方向に動かして、その通りに切削加工をする機械です。
これを使って絞りの木型を作ったり、アクリルの刻印を作ったり、コンチョを作ったりするので
まぁ、レザークラフトの道具と言ってもいいいかなぁ、と。(笑)

そして、これは一から設計して、部品を調達し、材料(アルミ)を切り出して穴をあけたりタップ立てたり、
この機械自体がハンドメイドなんです。
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2017年の1月から設計を初めて、形になったのが5月頃。それから実際に使いながら徐々に不具合項目の
対策を進めつつ、順調に稼働できるようになったのが9月。
それ以降も使いながら集塵機能を追加したり、位置合わせのカメラを追加したりしながら完成度を上げてきています。

テンキーを使った機側操作用のペンダントスイッチ。
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集塵機は掃除機を使っていますが、その手前にサイクロンを設置してあります。
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制御系は本体の背中に背負っています。配線はケーブルダクトやケーブルキャリアを使って
保護しています。
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で、これを使って実際に削ったものはというと...
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なんでだか、ハーレーがらみの物が多いですけど。(^^;

木型はまだ作って無いですけど普通に木工はやってますよ。
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ハンドプレス ver.2

前々から強度アップバージョンを作ってみたいと思っていたハンドプレス。
知人から「作って欲しい」という依頼を受けましたので、これ幸いと同じ仕様では無く ver.2で作ってみることに。

前回の失敗を生かし、今度はベース部の強度を上げるためにチャンネルを伏せて使う事にしました。
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鋼材をむき出しだと無骨なのと、机にキズが付いてしまうので木材で包む形にしています。
こんな感じですね。
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ベースの木材にはステインで色つけしてニスを塗って完成。
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奥側が初代です。縦の角パイプ部分も部材が大きくなっています。
もっともこれは材料調達の都合でこうなっただけ。(^^;
依頼主に聞いたところ型抜きも問題無くいけてるみたいなので、自分で使うのも
ver.2にしたいなぁ。(^^;
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キリシメン

「キリシメン」
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レザークラフトやってない人は全く聞いた事無い名前、やってる人でも知ってる人はかなり少数。

そんな道具にまで手を出してしまいました。(^^;
うん、何事も道具を作るところから始まるのだよ。(笑)

寸法的には巾が150mmくらい、長さが300~450mmくらい、下面が大きなR形状になってます。
このRをどうやって作るかがキモ。
木工所とかだとバンドソーでサクサクっと切り出して終わり!なんだけど、我が家の道具で
作れる方法は?って言うと...

最終形状と同じRでジグを作って、それを使ってトリマーのベアリング付きビットで削り、
同じ形状を沢山作り、それを積層して欲しい巾寸法を作り出すことに。
一番下の板がジグ。
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そこに板を載せてビスで固定。
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トリマーで切削加工。
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これなら全く同じ形状をコピーできるので、次の工程(サンディング)が楽!
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接着剤を付けて、クランプで締め上げ
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接着剤が乾いたら、サンディング
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次に、R面に床革を貼り付けます。滑り止めですね。
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上面も板の積層がむき出しではカッコ悪いので、コルクシートを貼っておこう
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あとは、握り棒とベルトを取り付けて完成!
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で、こいつは何をするものか?って言うと...
「革を揉んで柔らかくしたり、シボを付けるための道具」です。
こんな風に使います。
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使用前
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使用後
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最初、横方向にだけ揉むと横スジが。次に縦方向に揉んでやると模様が四角に。
さらに斜め方向に揉むと四角の角が取れてくる、って感じです。

ツールラック

ホームセンターで良さげな木材を見つけたので、ツールラックを新しくしました。
今度はかなり横長なので、穴を沢山あけないと。
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穴の径も数種類、配置も揃えて
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奥にあるのが、今まで使っていたものです。
これからはこれひとつにまとめられますね。
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自作ハンドプレス

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レザークラフトをやっていると結構、音が出る作業があります。
「叩く」事が多いですからね。
その音出しを避けるためにハンドプレスを使っている方が結構います。

市場を見てみるとハンドプレスが結構な種類出ている事に気が付きます。
それらを大きく分けると2種類、菱目打ち、かしめ打ち程度ができる簡易な物、
抜型を使って型抜きができるような高出力・高強度な物。

私も1台欲しいな、とは思ってましたが、家で作れるのは木製レベルまで。
それだと非力な物しか作れないので二の足を踏んでました。
ところが最近、友人の工房で溶接機が使えるようになったので、「チャンス!」と思い
鉄製のハンドプレスを設計しました。
しかも材料は会社の工場で余ったスクラップを調達。なので強度の高い角パイプを使う事ができました。
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溶接作業もやらせてもらいましたが、素人溶接では全然ダメ。(^^;
結局、師匠の手を借りることに。
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プレス機構には「トグルクランプ」という、ジグ固定などで使われるものをチョイス。
レバーが短いので、そこはハンマーの柄を使って延長してます。
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取りあえず試運転。カシメ打ちは楽勝ですね。
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どの位まで力を掛けられるかテストしてみたところ、致命的な強度不足が発覚!(^^;
底板の強度が不足していて、力をもっと掛けようとすると、底板が撓んでしまい力が逃げる。
う~、何やってんだろ。(^^;

現状9mmの板厚を19mm程度に替えてしまえば話は簡単なんだけど、溶接を外してもう一度溶接し直しの必要が。
それではまた外部の手を借りる事になるので、ここはなんとか自力解決を図らねば。
で、取った手段は「底板を木材で補強する」
今度はちゃんと強度考慮して、40mm厚さのタモ集成材を使用。
貫通ボルトで鉄板と縫い付けて強力固定。
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裏側は座ぐって、さらに大径ワッシャーを使い木材への面圧を落とす配慮も。
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さぁ、これでどこまで行けるかな?
お~、この抜型で抜く事ができました。これが家でできるとすごくうれしい。
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トグルクランプというのはストロークエンドで急激に出力が増加する構造なので
そのポイントをうまく使ってやる必要があります。
一番力が掛かって欲しい状態にストロークエンドが合うように。
そのため、こんなパーツを用意して高さを自在に調整できるようにしています。
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コンチョのつぶし作業も余裕でこなせます。
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***ここから追記***
木材で強度UPを図りましたが、やっぱりいまいち。(^^;
結局溶接補強をする事に。

50mm巾x16tの板を底面に溶接します。
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座板の木材もそのまま流用するので、16mmの鋼材から逃げを取るためトリマーでミゾを掘ります。
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隅の溶接ビードが干渉するので、ミゾの角も面取りします。
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これでバッチリ!
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合わせて、コンチョの曲げジグもこのプレスで使えるように「矢坊主」側にタップを立てて
取り付けられるようにしました。
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ジャンパーホック用の打ちコマ(ほんとは専用のハンドプレスがあるのですが)
これも使えるようにしちゃいました。
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打ちコマのおすネジはインチサイズ、なので長ナットの片側をインチのタップで立て直し。
これで我が家のハンドプレスでジャンパーホックのかしめも大丈夫。
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積革モウル

次回作は自分で使うベルトを作ろうと思い立ち、カービングに手を染めてみようかと。
最近、色々相談に乗ってもらう「革楽屋(かわらや@千葉そごう)」で話を聞いて、刻印を購入。
すると「スタンピングにはモウルがいいですよ」とのお勧め。
現物を見せてもらったけど、その時は「う~ん」って感じでピンと来なかった。
でも、適度に重量があった方がスタンピングでは良さそうと判り、じゃあそれ使ってみようか。
とは言うもののかなりいいお値段。(^^;
構造をよく見てみると...「これ、作れるんじゃね?(^^;」

という訳で、ベルトの前にこれ作りましょ。うちにあった端革を丸く切り出します。
必要枚数が結構多いので大変です。
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さらに真ん中にポンチで穴をあけていきます。これが地味に難しい。
きっちりセンターに開かないんですよ。(^^; そのズレが後に効いてきます。
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接着剤を塗って、重ねていきます。
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今回、使った接着剤はこちら。木工をやってる人にはポピュラーなタイトボンド3。
粘度が低いので塗り広げる使い方には最適です。
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いくつかのエリアに分けて、ボルトで締め込み圧をかけ接着強度をあげていきます。
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各パーツを合体して基本形とします。
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ここからヤスリで徐々に形を整えていきます。
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この先は回転させながらの整形が必要です。
木工旋盤でもあれば最高ですが、我が家にはそんなものはないので電動ドリルを使った
「旋盤もどき」をでっち上げます。
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これは思っていた以上に使える!
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ここで、最初の穴開けの芯ズレが効いてきて、凹んでる箇所を無理に段差を無くそうとすると
かなり削り込む必要があるので、ここは無理せず多少の事は目をつぶる事に。(^^;

あらかた形が整ったので、トコフィニッシュを塗ってスリッカーで磨いて仕上げます。
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これが必要な全パーツ。樹脂はジュラコンの丸棒に穴をあけたもの、真鍮板は面取り、穴あけ後
耐水ペーパーで水研ぎしたあと、白棒、青棒で研磨仕上げ。
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これを組上げて完成。
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革楽屋でBarry Kingと並べて見ました。う~ン、ちょっと大きかったですね。(^^;
でも、素人細工でも御大Barry Kingにも負けてないかな?(笑)
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刻印

たいした物も作っていないのにオリジナルの「刻印」を作っちゃいました。(^^;
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刻印とは言っても板が薄いので、叩いて打てるほどの強度は無く、クランプで挟んで
刻印しています。
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種類もひとつだけじゃ無いんです。
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刻印って結構高いものだと思っていたのですが、安く作れる方法を見つけました。
これは「亜鉛凸版」というもので、活版の版を作る技術ですね。
私が頼んだとこは面積で金額が決まります。(こちらです→田中凸版
亜鉛板の厚みは1.5mmと3mmの2種類。こういう使い方では3mmの方がいいですね。
厚さ3mmで最低面積60cm2で\3,000。60cm2というと6cmx10cmですよ。
結構な大きさでしょ?
但し、そのデータはイラストレーターのデータで入稿する必要があります。
それと、1枚に何種類か入れた場合の切断は自分でやらないとダメです。

ホビーユースであれば全然問題無く使用できると思いますよ。

レーシングポニー

手縫い作業を楽にするためにレーシングポニーを作ることにしました。
革細工はまだまだ駆け出しの私ですが日曜大工は得意技。

どうせ作るならと材料にはマホガニーを奢りました。
革を挟む口の部分を斜めに切り出して接着します。
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製作途中の写真はほとんど無かったので(^^;いきなり完成形です。
蝶番を使い、先端部が開閉できる構造にしました。
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締め付けボルト部には木のパイプとスプリング。
スプリングがあるとノブを緩めるだけで開口部も開いていきますので
使い勝手が良くなります。
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ネジ頭を隠すような細かな細工もしてあります。
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最終的に自然塗料のオスモカラーのクリアで仕上げて完成です。
なかなかの質感でしょ。(^^)v
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早速、使い始めましたけど、これはいいですね。もっと早く作れば良かった。
縫う速度が格段に上がった感じです。
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